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Googleサジェストキーワードの仕組みとは?対策と取得サービスも

Googleの検索窓にキーワードを入れると、
自動的に後に続くキーワードが表示されます。

これはGoogleサジェストキーワードと呼ばれており、

Googleが検索者に対して提案(推薦)しているキーワードです。

つまり、Googleが
「このキーワードで検索しようとしていませんか?」
と提案してくれます。
 

この機能のおかげで、検索者はすべてのキーワードを
入力する必要がなくなり、検索が効率化されます。
 

例え、自分が入力しようとしていたキーワードと
サジェストキーワードが少しぐらい違っていたとしても、

近いキーワードがあれば自分でキーワードを入力するよりも
サジェストキーワードを選択します。
 

このことは、サイトにアクセスを集めたい
サイト運営者にとっては絶対に見逃してはいけない機能です。
 

サジェストキーワードを含んだタイトルや
記事本文を作成するとアクセスが集まる可能性が高まります。

ただし、どのような仕組みでGoogleサジェストキーワードが
表示されているのか知っておくことは大切です。
 

そこで今回は、Googleサジェストキーワードの仕組みと、
Googleサジェストキーワード取得サービス
と対策方法を紹介します。

Googleサジェストキーワードの仕組みとは?

Googleサジェストキーワードの仕組みの詳細は
Googleのみ知っている内容になります。

ですので今回紹介する内容は、
実践とその結果からの個人的な考えで、
真実かどうかは不明ですので参考程度に
読んで頂ければと思います。
 

結論から言うと、
Googleサジェストキーワードは以下の特徴があります。
(ダブっている項目もありますが)

Googleサジェストキーワードの特徴

  • 必ずしも検索ボリュームが多いわけではない。
  • >瞬間的に検索されているキーワード。
  • 各自の端末によって異なる。(パソコン、スマホ、タブレットなど)
  • 検索者のいる 場所・地域によって異なる。
  • 様々な要素で決まる。(元も子もないですが。。。)

 

上記の特徴の裏付けとなるような
実験をされた方がいますので紹介します。

以下はmoz(SEOmoz)という
SEOのスペシャリスト集団が作成したYouTube動画です。

Googleサジェストキーワードに
関してわかりやすく説明してくれています。

 

この話の中に、非常に興味深いエピソードがあります。

アメリカの多くの場所で「SEO」と検索すると、
サジェストキーワードの一番上にSEOmozと表示されるそうです。

しかし、シアトルでは異なり、「SEOUL」と表示されるようです。

これは、シアトルとソウル間を直行便が
飛んでいることが理由として考えられ、
この地域の人はSEOmozよりも
SEOULと検索する人の方が多い

からと考えられます。

このことから
「検索する場所によってGoolgeサジェストキーワードは異なる」
ということがわかります。
 

次に、SEOmozで行なった実験に関して語られています。

視聴者約1000人に「travel blog」というフレーズと、
あるブログのタイトル「Everywhereist」
を一緒に検索してもらいました。

その結果、
検索してくれた視聴者や友人が多くいた地域では、
「travel blog everywhereist」というキーワードが
Googleサジェストキーワードに表示された
とのことです。

このことからも
「位置情報が影響する」ことがわかります。

そして、
「必ずしも検索ボリュームが多いわけではない」
こともわかります。
 

これらをまとめると、
「Googleサジェストキーワードは
各自のパソコン固有のものである」

と言っても良いことになります。

つまり、あなたが見ているキーワードは
あなた専用のキーワードということです。

「各自のパソコン固有のものだと、
サジェストキーワードはキーワード選定に
使えないじゃないか?」

という疑問を持ったかもしれませんが、
検索ボリュームで判断することにより解決します。

次に、どのような対策をすれば
Googleサジェストキーワードを
有効に活用できるのかを説明します。

Googleサジェストキーワード取得サービスと対策方法

Googleサジェストキーワードを
一括取得するサービスは多数ありますが、

今回使用するサービス(ツール)は
「関連キーワード取得ツール」です。

「Googleサジェストキーワード
一括取得サービスの使い方」


『Googleサジェストキーワードが
各自のパソコン固有のキーワードと
なってしまうことに対する対策方法』

を紹介します。
以下にアクセスします。
→ 関連キーワード取得ツール
(http://www.related-keywords.com/)

今回は例として、メインキーワードを「妖怪ウォッチ」とします。

「妖怪ウォッチ」と入力し、「取得開始」をクリック。
複合キーワードとは 作成方法 調べる 検索 ツール SEO 対策 取得開始
 

全キーワードリストをすべてコピーします。
(「Ctrl + A」→「Ctrl + C」)
関連キーワード取得ツール
 

Google 広告の
キーワードプランナーにアクセスします。
→ Google 広告のキーワードプランナー
(https://adwords.google.com/KeywordPlanner)

 

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
キーワードプランナーの検索のボリュームと予測のデータを確認する
 

「関連キーワード取得ツール」でコピーしたキーワードを
空欄に貼り付け、「開始」をクリックします。
キーワードプランナーの検索のボリュームと予測のデータを確認する
 

「過去の指標」をクリックします。
キーワードプランナーの予測データ
 

以下のように検索ボリュームが表示されます。

「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、
検索ボリューム順に並べることができます。
キーワードプランナーの過去の指標
 

この方法を使えば、
「Googleサジェストキーワードが
各自のパソコン固有のキーワードと
なってしまう」ことに対して、
純粋な月間平均ボリュームの数値で
判断することができます。

長い期間検索されるキーワード
(ロングレンジキーワード)を探す時には
便利な方法ですので参考にしてみてください。
 

※参考
あなたのパソコンで検索した場合と
関連キーワード取得ツールを使った場合の
サジェストキーワードは異なる場合があります。
(シークレットモードで検索した場合でも)
 

これは上で説明したように
その地域ごとにサジェストキーワードが異なるからです。

あなたの地域とツールが置いてあるサーバの地域が
離れている場合は異なります。

ただし、日本国内であれば、そこまで意識する必要はありません。

検索ボリュームと競合サイトを確認して
使えるキーワードかどうか判断しましょう。