この記事を読む前には、ドメインとサーバー契約がされているか確認してくださいね。
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FFFTPとはFTPソフトの一種です。
FTPとは「File Transfer Protocol
(ファイル・トランスファー・プロトコル)」の略で、
ファイルを転送する仕組みのことです。
簡単にいうと、FTPソフトとは
「自分のパソコンとサーバーを繋ぐソフト」
ということになります。
パソコン内のフォルダ感覚で
サーバー内のフォルダやデータを管理できる
のでおすすめです。
FTPソフトは様々ありますが、
日本ではFFFTPが一番使用されています。
日本語用に日本人の方が開発したソフトです。
サーバー管理者にとっては、必須ソフトになりますので、
確実に使用できるようしましょう。
今回の記事では、
FFFTPの設定方法と使い方を紹介します。
FFFTP新規ホストの設定方法
FFFTPは「窓の杜ライブラリ」からインストールしてください。
窓の杜ライブラリ・FFFTPのダウンロードページ
(https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/)
FFFTPをインストールしてから起動すると
以下のようなウィンドウが開きますが、一旦閉じます。
まず、マスターパスワードの設定を行います。
FFFTPのマスターパスワードの設定
マスターパスワードとは、サーバー情報などを設定した
(↑後で設定します)
FFFTPを開くためのパスワードです。
このマスターパスワードを設定しておかないと、
ウイルスに感染した場合にサーバーにアクセスされる
可能性があります。
その理由は、FFFTPがオープンソースであるため、
比較的簡単に中身を見ることが可能だからです。
以降の設定で、サーバーのアカウントや
パスワードを設定しますが、
それを見ることも可能だということです。
そのために、FFFTPに入るためのパスワード、
つまりマスターパスワードを設定して
中身を見れなくする必要があるというわけです。
毎回入力するのは手間かもしれませんが、
サーバーに入られてしまったら大変です。
必ずマスターパスワードを設定しておきましょう。
メニューの「接続」→「設定」→
「マスターパスワードの変更」をクリックします。
このマスターパスワードはFFFTPを
起動するたびに入力するパスワードです。
もし、忘れてしまったら、
再度一から設定すれば問題ありません。
それではマスターパスワードの設定が
終わったところで新規ホストの設定を行います。
メニューの「接続」→「ホストの設定」をクリックします。
「新規ホスト」をクリックします。
以下のように「ホストの設定」ウィンドウが開きます。
入力項目は以下の4つです。
順番に説明します。
項目 | 詳細 |
---|---|
①ホストの設定名 | 任意のものを設定します。どのサーバーかわかるように名前を付けましょう。 |
②ホスト名(アドレス) | サーバーと契約した時の完了メールに記載されている「FTPホスト」を入力します。例えば、Xサーバーの場合は「■■■.xsrv.jp」といった形になります。 |
③ユーザー名 | サーバーと契約した時の完了メールに記載されている「サーバーID」を入力します。基本的に、先程のホスト名の「■■■」の部分になります。 |
④パスワード | サーバーと契約した時の完了メールに記載されている「パスワード」を入力します。 |
20 | 30 |
「ローカルの初期フォルダ」や
「ホストの初期フォルダ」の入力は不要です。
エックスサーバーの場合は完了メールに以下のように記載されています。
入力が完了したら「OK」をクリックします。
ホスト一覧のウィンドウに戻ります。
先程入力した「ホストの設定名」が一覧にあると思いますので、
そちらを選択し「接続」をクリックします。
接続が完了すると、以下のように
設定したドメインのサーバーにアクセスできます。
以降の操作はパソコン内のフォルダと
同じように操作することができ、
データの出し入れもドラック&ドロップでできます。
以上、FTPソフト「FFFTP」の
新規ホスト設定の方法と使い方を紹介しました。
マスターパスワードは設定していない人もいますが、
セキュリティのことを考えるとしっかり設定しておくべきです。
趣味などでサーバーを使用している場合は
それほど問題ないかもしれませんが、
仕事で使用していたり、個人情報が入っている場合は
マスターパスワードの設定は必須です。
この記事を見た方は、マスターパスワードを設定しましょう!