YouTube動画をWordPress記事内に
レスポンシブに埋め込む方法を紹介します。
パソコンとスマホどちらで見ても、
画面に合ったサイズでYouTube動画が
表示されるレスポンシブデザインの設定です。
レスポンシブデザインにしないと、
画像が大きすぎて画面がはみ出ていたり、
小さ過ぎても良く見えないなどユーザーに
とって不都合が生じてしまいます。
読者の方が見やすいよう、
はみ出すことがなく、かつ、
その端末の最大限のサイズで表示できる
ように設定しましょう。
レスポンシブデザインは必須です。
YouTube動画の埋め込み方法!非レスポンシブデザイン
まず、
レスポンシブデザインではない
単純な埋め込み方法を紹介します。
埋め込みたい動画のYouTubeサイトに
アクセスし、動画の下の方を確認します。
「共有」→「埋め込み」をクリックすると
埋め込みコードを表示させることができます。
これをコピーして、
WordPressの記事内に貼り付ければ、
サイズ固定のYouTube動画を埋め込む
ことができます。
ただし、
これだと端末によって
動画のサイズが大き過ぎて
画面からはみ出すことがあります。
テーマによっては以下の設定は不要で、
デフォルトでレスポンシブデザインに
なるテーマもあります(Stinger5など)。
一度、
Youtube動画のコードを埋め込んでみて、
どのように表示されるのか確認してみてください。
Google Chromeでは簡単に
スマホ表示が確認できます。
▶ Google Chromeでスマホ表示を確認する方法
また、以下のサイトでは、
サイズの異なるスマホやパソコンの画面で
どのように表示されるのかを確認すること
ができます。
▶ http://mattkersley.com/responsive/
もし、
レスポンシブデザインになっていないと
以下の様に動画が画面からはみ出てしまいます。
このようにYouTube動画がはみ出ないよう、
端末のサイズ・枠のサイズに合わせて、
自動的に動画サイズを調節してくれるよう
設定します。
WordPress賢威でYouTube動画をレスポンシブ(スマホ)対応にする方法
レスポンシブデザインの
YouTube動画の埋め込み方法を紹介します。
※プラグインは使いません。
ダッシュボードの「投稿」
→「新規追加」をクリック。
記事本文内に以下のように入力します。
1 |
<div class="v-wrap"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/★★★" frameborder="0"></iframe></div> |
「★★★」の部分はそれぞれの動画で異なります。次の赤枠部分を入力します。
例えば、動画のURLの末尾。
もしくは
動画下にある埋め込みコードの赤枠部分。
このように入力すれば、
スマホではみ出さない最大限のサイズで
YouTube動画が表示されます。
特に動画のサイズを指定する
必要はありません。
「★★★」部分が
動画によってり異なるだけですので、
上記のコードはAddquicktagで設定
しておくと効率的です。
WordPressテーマの賢威では、
このようにYouTube動画を
レスポンシブデザインになるよう
設定されています。
どこに設定されているのか確認します。
ダッシュボードの「外観」
→「テーマ編集」をクリック。
「mobile.css」を確認します。
以下のコードが入力されています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
/*Youtube動画*/ #main-contents .v-wrap{ position: relative; overflow: hidden; height: 0; padding-bottom: 56.25%; padding-top: 30px; } #main-contents .v-wrap iframe, #main-contents .v-wrap object, #main-contents .v-wrap embed{ position: absolute; top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; } |
これを利用すると、
埋め込みコードで指定したサイズが
スマホの画面サイズより大きかった場合、
画面サイズに収まる最大サイズに
調節してくれます。
↓こんな感じですね。
ただし、
この設定はスマホのみの
対応になっています。
つまり、PC表示の時は、
YouTube動画のサイズを
記事枠いっぱいのサイズに
自動調整してくれません。
スマホ同様にパソコン画面でも
動画のサイズを自動調節できるよう
設定していきます。
先程、スマホ表示の設定は
「moble.css」でされていましたが、
パソコン表示の設定は
「design.css」で行います。
「moble.css」内に入力されていたコードを
「design.css」の中にもコピーして保存します。
↓これをコピペします
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
/*Youtube動画*/ #main-contents .v-wrap{ position: relative; overflow: hidden; height: 0; padding-bottom: 56.25%; padding-top: 30px; } #main-contents .v-wrap iframe, #main-contents .v-wrap object, #main-contents .v-wrap embed{ position: absolute; top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; } |
これで
パソコン表示もスマホ表示と同様、
画面サイズ・枠サイズに合わせた
動画サイズに調節されます。
AddQuicktagでYouTube動画の貼り付けを効率化
YouTube動画の貼り付けコードを
AddQuicktagに登録しておくことによって、
記事作成の効率が上がります。
以下のように設定しましょう。
今回紹介したように、
YouTube動画を画面サイズ・枠サイズ
最大限に表示させることにより、
ユーザーにとって見やすいサイズ
(大き過ぎず小さ過ぎず)になりますので、
ユーザービリティの向上にも繋がります。
→ YouTube埋め込みコードカスタマイズ方法