<strong>タグで挟んだテキストは
ブラウザ上で太文字に表示されます。
また、<b>タグで挟んだテキストも
ブラウザ上で太文字に表示されます。
<strong>と<b>それぞれのタグに
「どのような意味があるのか」
「どのように使い分ければ良いのか」
などを紹介します。
<strong>タグはSEOに効かない
という噂もありますが、
実際のところはどうなんでしょうか?
strongタグはSEOに効かない?
<strong>と<b>の使い分けや
SEOへの効果に関しては、
ネット上に様々な意見があります。
まず、<strong>と<b>の意味に関してですが、
以下のような意見が多かったです。
テキストを強調したい時に使用する。
(検索エンジンへのアピール)
<b>:
文字を太くしたい時に使用する。
(検索エンジンへのアピールはなく、表示上)
つまり、検索エンジンにアピールしたい
キーワードなどは<strong>を使い、
検索エンジンにはアピールせず
ブラウザの表示上だけ太字にしたい時は
<b>を使うということです。
これらは<strong>と<b>それぞれに
意味を持たせる派(使い分ける派)の意見です。
一方、異なる意見もあります。
- 使い分ける意味はなく、
<strong>と<b>どちらを使っても変わらない。 - <strong>だけ使えば良い。
そこで検索エンジンGoogleは
どのように考えているのか
気になると思いますが、
GoogleのMatt Cuttsさんが
<strong>と<b>のSEO上の違い
に関して語っている動画がありました。
Googleは<strong>と<b>はどちらが
使われていようと気にしていない
ということですので、
先程の後者の意見に近いのではと思います。
WordPressで記事を作成するテキストエディタ画面では、
「b」というボタンが<strong>タグを
入力するためのボタンになっています。
このことからWordPressは
「<b>は使わず、<strong>を使えばOKだよ」
という意見だと考えられます。
「<strong>と<b>はSEO上は
どちらを使っても変わらない」
とGoogleも言っていますので、
WordPressにあるように<strong>を
使っていけば問題ないということでしょう。
ただし、文字装飾は「記事作成者の強調したい部分」
「読者が読みやすくする装飾」などの意味があります。
SEOのことを考えて装飾するのではなく、
「読者が読みやすいように」
「主張が伝わりやすいように」
装飾タグを使用していってください。
読者にわかりやすい表現をすれば
おのずと検索エンジンの評価も
良くなるはずです。
strongタグの非推奨の使い方とは?
<strong>だけでなく
その他の装飾タグも同様ですが、
非推奨の使い方は「使い過ぎない」ということです。
先程も書いたように、
装飾は読者に読みやすいように、
もしくはその記事の筆者が主張したい
(強調したい)部分を表現するために
使うものです。
装飾ばかりの記事は読みにくいだけでなく、
筆者が主張したい部分もぼやけてしまいます。
「読みやすく主張が伝わる記事を書く」
ということを意識して、
装飾タグを使うようにしていきましょう。
以上、今回は
<strong>と<b>のSEO上の違いに関して、
一般的な意見とGoogleやWordPressの考え方
を紹介しました。